正式なお見合いの挨拶、手順、マナー
正式なお見合いであれば、基本的な進行の手順と粗相のないようにマナーが重視されます。
お見合いする当人同士だけでなく、両家の品格を問われる場でもあるので、相手に失礼がないように振る舞うことが重要です。
初対面の相手とお見合いするのですから、緊張すると思いますが、進行の手順とマナーを勉強しておくと自然に振る舞えるように出来ると思います。
進行役は仲介人の方で、全員が揃って座席に着くと、まず仲介人の挨拶から始まります。 一般的には「本日はお忙しいところお集まり頂きまして、ありがとうございます。」のように、お見合いする当人同士というより、仲介人が招待したと言った挨拶になります。
次に仲介人から二人の紹介がされますが、夫婦で仲介人をしている場合は、男性が男性側、女性が女性側の紹介を行うことが一般的です。
仲介人と当人がどういう関係であるかということによって、紹介の仕方が違ってくると思いますが、あまり誉め過ぎたりしないように無難な紹介が相応しいと思います。
その後、当人同士が改めて挨拶をして、自己紹介をします。 どんな仕事をしているか、自身の趣味を簡単に紹介する程度で構わないと思います。
当人の挨拶時に出身校を紹介すると、場合によっては自慢に聞こえることもあるので、後の歓談の時に話題に上れば、さりげなく答える位が良いと思います。
当人同士が打ち解けられるように、仲介人がリードして話を進め、場が和んだところで当人同士以外が席を外すか、2人だけで外を散歩しながら会話する時間を30分から1時間程度設けます。
2人だけの歓談が終わるとお見合いはお開きで、開始の挨拶からお開きまで、全ての進行役は仲介人の方にお任せするようになっています。