お見合いの決まった段取り
仲介人を立てたお見合いの場合、ある程度決まった段取りがあります。
まず、お見合いの意思が固まったら、仲介人を依頼する必要があります。
自分が信頼出来て、自分の気持ちを理解してくれる方を選ぶことが重要で、親戚や両親の知人、会社の上司や恩師などが一般的です。
仲介人には交友関係の広い方が相応しく、自分に合った相手を紹介してもらうために、希望する条件などはきちんと伝えておきます。
具体的な希望を仲介人に伝えることで、結婚に対する意思がしっかりあるという印象を持ってもらえますし、段取りも進みやすくなると思います。
お見合いが決まれば、日時や場所を決める段取りになりますが、当人が決めるのではなく、仲介人と双方の両親が相談して決められることが一般的です。
直接、本人が相手やその家族と連絡を取り合う必要はなく、必ず仲介人を通して話をしますので、段取りがスムーズになります。
仲介人は双方のスケジュールを確認した上で、日取りや時間を調整し、ホテルのラウンジや料亭、喫茶店または仲介人宅など、場所の段取りをします。
お見合いを行う時間帯は、昔は吉日の午前中が基本と言われていましたが、最近は縁起を担ぐより、仲介人が双方の都合を聞いて日取りを決める場合が殆どです。 週末、日曜、祝日などを利用して、2〜3時間かけて行うことが多いです。
出席するのは仲介人と本人同士、両家から一人ずつ付添いというのが基本ですが、仲介人と本人同士、又は本人達だけというケースもあり、こうしたいという希望があれば、仲介人に伝えておきましょう。
食事を伴う場合はマナーなど気を遣う必要がありますので、午後のティータイムにお茶を飲みながら歓談するというお見合いもあります。