ベジタリアンをターゲットにした婚活事情
結婚において食の嗜好というのは非常に重要なものです。
食べる、ということは生活ではとても重視されるものなので、婚活の時点からこだわっておきたいポイントです。
特に「ベジタリアン」の人にとって、交際期間中あるいは結婚後の食事というのは重大な問題になりがちです。 ベジタリアンと食事制限がない人では外食の際のレストランの選択一つとっても大変。
自宅では別々のものを食べることで解決できることですが、別々のメニューを用意するのはやっぱり面倒ですし、できれば同じものを食べて食事を楽しみたいですよね。
そのため、最近はベジタリアンをターゲットにした婚活パーティなども開かれています。 ベジタリアンの婚活パーティでは、男女ともに菜食主義者だけを集めてカップリングを行います。 出される料理も野菜中心の料理なので安心して食べられますし、野菜やメニューの情報交換もできます。
ただし、このパーティで気を付けておきたいのは、一口にベジタリアンと言っても様々な人がいるということ。 主義や思想で肉食を禁じている人もいますし、アレルギーでたんぱく質が摂れない、美容や健康のために、と言う人もいますよね。
卵や牛乳は同じベジタリアンでも主義・思想によって可否が変わるものですし、考え方は人それぞれなので、「ベジタリアンだから」と一括りにしないことも大切です。
最近は「ベジタリアン」や「菜食主義」という言葉も一般的にはなっていますが、その数は日本ではまだまだ少数。 結婚するなら同じ嗜好の人と、と思っても、食べ物に厳しい制限があるとだとなかなか難しいものです。
でも、こうした婚活イベントを通してならば比較的簡単に同じ嗜好の異性と知り合うきっかけを作ることができます。 ただ、婚活の際にこうした嗜好にこだわり過ぎてしまうのも考えもの。
確かに結婚では食事は大きなウェイトを占めますが、結婚に求めるものはそれだけではないはずです。 自分がベジタリアンだからと言って、絶対に同じ嗜好の人と結婚しなければならない、なんていうこともありません。
また、主義・思想が違う場合は、一方だけ食べられないものが出てくることもあるので気を付けて。 こうした婚活イベントは、あくまでも異性と知り合うきっかけでしかありません。