婚活を早くしないと卵子が老化する
最近、婚活の次には「妊活」が待っていると言われています。
男女共に婚活を真剣に始めるのは30代を過ぎたころからではないでしょうか?
早くても20代後半から婚活を始めたとしても、結婚できるのは30代前半から後半になってしまいます。
女性の場合、年を取れば取るほど残酷なことに卵子も老化していっていまいます。 卵子は老化すると受精しても発育しにくいため、妊娠までたどりつかない可能性が高くなります。
30歳と40歳とでは卵子の若さが違うため、受精卵になった場合に30歳のものは活発に細胞分裂するのに、40歳のものは動きが鈍く、分裂も均等にならないそうです。 出産は高齢になればなるほどリスクが大きく、母子への危険性も高くなっていきます。
一番理想的な出産年齢は18歳〜28歳と言われていますが、今の世の中、その年ごろの女性はまだ学生であったり、仕事を始めたばかりだったりして、出産をするという考えは現実的ではありません。
若いうちに出産することにとらわれ過ぎて、相手に満足していないのにとりあえず子どもを作って結婚するというのでは本末転倒です。
逆に、病気などの特別な理由がないのに、自分の若い頃の卵子を保存しておいて、結婚した時期にそれを使って妊娠しようという考え方もおかしな気がします。
結婚をするということは、子孫繁栄に繋がることなので、出産まで視野に入れて計画を立てて婚活をするというのが一番理想的ですが、あまりに妊娠・出産にとらわれ過ぎるのもよくないのではないかと思います。
婚活をしている男性の中には、自分は40〜50代なのに結婚相手は出産を考えて20代でなければいけないという人も少なくないようです。
そういう人の中にはとてもデリカシーがなく、30代の女性は子どもが産めないと決めつけてあからさまに敬遠するタイプの人も多いそうです。
しかし、そう言う人は妊娠・出産の面だけでなく、さまざまなところでデリカシーがないところが出てくるため、女性に好感をもたれることはないようです。
結婚相手を探す時には、妊娠や出産も視野に入れるべきですが、大切なことは肉体的にそれが可能かということよりも、精神的にも育児がきちんとできる人かどうかを見分けることが大切です。 育児ができるかは、女性だけでなく男性にも求められるスキルになるでしょう。