韓国の結婚事情
日本で長く続く婚活ブームですが、お隣韓国の結婚事情はどんなものなのでしょうか。
結婚平均年齢は約29才、これは20年前からみると4才以上上がったことになるそうで、40代でなお独身という人も珍しくなくなったのだとか。
傾向としては日本とほとんど変わりないようです。 それに比例するように、やはり韓国でも婚活はさかんに行われているそうですが、日本と違うところは親がそこに介入することが多いということ。
交際中の男女でも必ずお互いの親についての話題が出るし、そもそも当の本人たちでなく親が子供の婚活に励むことも多いのだそうです。
子供のプロフィールや結婚相手に望む条件などを書き出して配ったり貼りだしたりし、良さそうな相手が見つかれば連絡先を交換するのだとか。
またソウルの結婚紹介所に子供を登録し、何と1000ドル以上もする会費を払って婚活をする人もいます。
日本では「親は関係ない」という考えが主流なのに対し、韓国では親子の関係が非常に重要になるのですね。 それ自体は良いことだと思いますが、果たして結婚相手を親にまかせっきりにして本当に良いのやら・・・。
また日本では飲み会などで合コンするのが一般的なのに対し、韓国ではもっとインテリ的な要素が加わるのだそうです。
例えば美術や英会話など、いわゆる日本の「お稽古婚」や「趣味婚」の要素が強く、合コンでも同時に教養を養うことが重要視されています。
さすがは学歴社会・韓国と言うべきか。 比べてみて、日本の「とにかく出会いが第一!」という婚活を「品がない」と思うか「素直で分かりやすい」と思うかは人それぞれですね。