運命的な出会いを求めて生きる
映画やドラマのように、男女は運命の人に会ったら衝撃的な恋に落ちて、そして結婚をするものである、という思い込みや理想がある方は、まずはそれが架空のお話であって、実際にはそういうパターンで出会う人ばかりではない、ということを知っておくことも大切です。
運命的な出会いを求めて、死ぬまで恋をしていきたいと、恋愛に生きるという生き方を選択される方も勿論、おられます。
しかし、婚活をなさっている方は、結婚をして家庭を持つという、現実的なことに直面し、ロマンチックな恋人ではなく、人生の伴侶として、横にいて、衣食住を伴にする相手を探すのですから、運命的な恋というのは、あればラッキーくらいに考えておいた方がよいかもしれません。
実際に結婚をされている自分の両親や叔父、職場の同僚などに、どのようにして結婚相手と会ったのかを聞いてみると、職場の方、同級生、兄の友達など、意外とみなさん身近な人と出会って結婚しているというパターンが多いのではないでしょうか。
突然、自分の前にお金持ちでイケメンのものすごい性格の良い王子様のような男性や、ものすごく素敵な女性が現れて結婚する、という想像は素敵なのですが、婚活においては、あまり現実味のあることではありません。
人間の運命というのは、そう簡単に変えられるものではなく、人生で会うべき人には必然的に会うようになっていると言われることもあります。
自分の価値観を理解し、自分はどのような人が好きで、どのようなことが嫌いなのかを知っていないと、運命の相手と出会っても、その人が相手だと気づかないかもしれません。
婚活では、まずはご自身のことをよく知り、何をどこまで許せるのか、妥協できるのかを友人づきあいなどを通して知り、婚活を通して、いつか運命の相手が見つかると良いですね。