日本人の勝負服着物
皆さんは普段、どのような機会に着物を着ますか？
日本人の文化として幼いころに七五三という風習を体験します。
３歳・５歳・７歳の節目に正装をして神社にお参りにいき、すくすくと健康に育つように祈祷します。 日本人の多くが初めて着物を着る機会は、この七五三ではないでしょうか。
そして次に多くの人が着物を着る機会として迎えるのが成人式です。 大人になった証しとして開催される成人式、女性は綺麗な着物や正装で煌びやかに身を包み、男性は袴やスーツで大人としての式を迎えます。
もう親の責任の下で暮らす子供ではない、自分のことは自分で責任を持たなければならないという決起の式典に、日本の伝統的で美しい着物を着ることは日本人として何か大きな意味合いがあると感じますね。
また、七五三と成人式の数年間の間にも着用する機会があるかもしれません。 各地方で、日本独特の装いをして行う地方独自の伝統的な文化があるかもしれませんし、各家庭での行事でも着る機会があるかもしれませんね。
成人式が終わった後は、お見合いか結婚式が思い浮かぶのではないでしょうか。 例えば友人の結婚式に行く時、着物を着て参列する女性は少なくありませんね。
そして自分の結婚式ではウェディングドレスだけでなく和装も着る方もいらっしゃると思います。 結婚式でも着物は七五三や成人式などとはまた違った、これまでにない華やかな装いをすることのできる良い機会ですね。
その結婚式に行きつくまでにお見合いをする方もいらっしゃると思いますが、昔ながらのお見合いの場であれば着物を着ていくイメージがあると思います。
着物は日本人独特の装いで、日本人の美しさをより際立たせてくれるもので、日本人にとって最高の勝負服だと言えるので、お見合いにはピッタリの装いですね。