お見合い結婚と恋愛結婚の割合
お見合い結婚と恋愛結婚の割合、今どれくらいだと思いますか?
答えは、恋愛結婚約9割に対してお見合い結婚はたったの1割以下。
少ないと思うか、思っていたよりも多いと思うかは、個人の結婚観によって変わってくるのでしょうね。
お見合い婚と恋愛婚の割合の逆転は1960年代に始まりました。 65年にはついにお見合い婚よりも恋愛婚のほうが多くなり、その後差は開くばかり。
1940年代には70%を占めていたお見合い婚も、2010年にはわずか5.3%にまで減少、もはや絶滅寸前と言ってもいいほどです。
これくらいになると、周囲でお見合い婚をしたという人を探し出すことも難しいのでは。 両親も親戚も、友達も知り合いもみんな恋愛結婚。
お見合い婚経験者から体験談を聞いたことが一度もないとなると、「お見合いには興味があるけど、二の足を踏んでしまう……」という気持ちにもなりがちかと思います。
ここでちょっと話は変わりますが、50歳まで一度も結婚したことのない人の割合を見る『生涯未婚率』というものがあります。
恋愛結婚が8割以上となった1990年辺りから、男女共にこの生涯未婚率が急上昇し始めました。 1980年には男性2%、女性4%ほどだったのが、2010年には男性が20%、女性も10.5%にまでなっています。
これはお見合い結婚が著しく減ったことにより起こり始めた現象では……という見方があるようですが、もしかしたらそうなのかも、と思わせられますよね。
結婚したいけどご縁がない、いいお相手と巡り逢えない。 運にまかせて出会いを待つのもいいかもしれませんが、時間というものはあっという間に過ぎ去っていってしまうものです。結婚したいと思うなら一歩踏み出して、お見合いをしてみる勇気も必要かもしれませんね。