急に暴落することのない人生
人間はどのような時に強く結婚したいと望むのでしょうか。
最近では東日本大震災の後に自分一人で生きていくことの不安を再認識したり、家族の絆の大切さを思い知ったりして、それまで特に婚活をしていたわけではないけれども結婚や再婚に踏み切ったという話しをよく聞きますね。
これは言い換えれば人間の本能なのかもしれません。 人間は順調な時は振り返ったり立ち止まったりすることはほとんどありません。
より良くなるように、今がチャンスとばかりに、自分が求めるモノを貪欲に手に入れようとします。
そうするとその忙しさや充実感のあまり、他人への関心が薄らいだり、自分のことしか考えにくくなってしまったりする時期があるのです。
しかし、何かが今と違って暴落したとしましょう。 仕事が上手くいかなくなった、怪我をしたり病気になったり、借金を抱えてしまったり、などなど。 今まで調子が良ければ良かった分だけどんな暴落であってもとても大きなショックとして襲いかかってきます。
そしてそんな時、ふと我に返って考えるのです。 心の支えが欲しい、家族を持ちたいといった、心の安らぎと急に暴落することのない人生の希望を求めるのです。 これらはやはり家族ではないでしょうか。
こういう事態に遭遇して初めて婚活を始めようと思ったという人や、婚活はしていたけど早く結婚につなげようと再認識したという人などが増えるのです。
人間は一人では生きていけません。また一人では生きる希望がわきません。 ひょんなことから暴落を目にすることで、婚活が一層活発になることもあるのです。