流行語大賞の候補にもなった婚活という言葉
最近ではお見合いをして結婚するという人は、それほど多くないと言われており、ひと昔前まではお見合いをしてすぐに結婚ということがあったのですが、時代の流れということもあってお見合いは減っています。
こうした傾向は結婚相談所や婚活パーティーが増えてきたからとも言われていて、固いイメージがあるお見合いよりもパーティーのほうが、現代の女性には合っているからと言われています。
このパーティーは、出会いを求めている男女が多く集まるパーティーになっており、主催者によって司会進行が行われ、男女共に年齢を問わず参加して、何組かのカップルが生まれるときもあります。
そして婚活という言葉が流行語になり、流行語大賞の候補にノミネートされたため、流行語大賞に選ばれるかと思われましたが、残念ながら大賞に選ばられることは無く、流行で終わってしまいました。
婚活が流行を見せた年には、自民党から民主党に政権交代したことによって、政権交代という言葉が大賞に選ばれたのですが、選挙による政権交代実現したのは初めてだったことも選ばれた理由なのです。
またこの年には、こども店長・事業仕分け・草食男子・脱官僚・派遣切り・ファストファッション・ぼやき・歴女などが流行をみせたのですが、婚活と同様に政権交代に大賞を持っていかれてしまいました。
しかし結婚するための活動が流行語大賞の候補にノミネートされたことにより、未婚が多いと言われる現代を変えてくれると期待されたことによって、大賞以上の価値がある言葉とも言われていました。
ちなみに年齢別の未婚率を見てみますと、30歳から34歳までの男性は約47パーセントで女性では約30パーセントとなっており、25歳から29歳の男性では約70パーセントという驚くべき数字が出ています。
それと20歳以上25歳以下では、未婚率が約60パーセントになっていると言われていますが、これはデキちゃった結婚が影響していると言われており、若い人には多いことなので仕方が無いかもしれません。
このような婚活という流行語は、多くの人に影響を与えたのですが、決して悪い影響ではありませんので、未婚率を上げて少子化を失くすためにも、もっと影響してほしいものです。