婚期を過ぎた女性を対象にした婚活ババア
「婚活ババア」というのは、婚期を過ぎた女性を対象にした造語のようです。
それにしても、ちょっとばかり失礼な表現だと思いますけどね・・・。
30歳を過ぎると「婚活ババア」、40歳を過ぎると「超婚活ババア」・・・みたいな・・・。
今どきは、20歳代から婚活する時代だそうです。 その中で、30、40歳代の女性が20代の娘と、同じような気持ちで参加するのはどうなのかな・・という感じは、確かにしますけどね・・・。
得てして、男という生物は、自分の歳や容貌は横に置いて、若い女性に魅力を感じるものです。 このようなことを言うと、男性に対して失礼かも知れませんが、人間の本性を考えるときには「人は生物である」という基本的な事実から出発しなければなりません。
人は、他の生物と同じように適応的な進化の過程によって形作られてきました。 進化心理学者のD.バスによると、人類は長い間にわたり、男性は女性の繁殖力を目安に配偶者選びをしてきたし、女性は男性の社会的な地位を目安に配偶者選びをしてきた、と論じています。
今の若者たちには、あまり関係のなさそうな配偶者選びの基準かも知れませんが、「生とは生物である」という観点から考えると、男が、若い女性に魅力を感じるのは、生物学的な繁殖欲求からかもしれません。
人類学者のB.ロウらは、「人類の若い女性のウエストはなぜくびれているのか?」ということについて、 ある仮説を立てました。
その仮説とは、若い女性のウエストがくびれているのは、繁殖力の高さを示すものであり、そのことが男性には性的魅力として映るのではないか・・・・というものです。
つまり、女性の体のラインを眺めた時に、ただ全体的に大柄で太っているのと、骨盤が広くて繁殖能力が高いことの違いを明確に区別するために、ウエストがくびれていることにより、その差を強調し男性から魅力的に映るためのシグナルとしての意味があるのではないかということのようです。
その後も「人類の若い女性のウエストはなぜくびれているのか?」という研究は、進化心理学者の、D.シンに、引き継がれ検証されていきますが、これだという結論をまだ出ていないようです。
男性の参加資格として、大手企業・公務員・医師(ドクター) 歯科医・パイロットなど・獣医・弁護士・一級建築士など、年収800万円以上というパーティーなどがあり、若い女性が大勢参加するというのも、 女性は男性の社会的な地位を目安に配偶者選びをしてきたことと関連する配偶者選び行動なのでしょうかね・・・。