婚活の意味とはについて
「婚活をしよう」と叫ばれ始めて随分経ちますが、「なんとなく意味はわかるけれど、正確には何を指しているのか分からない」という人は少なくないですよね。
結婚相手を探すために行う「結婚活動」の略称として定着した婚活ですが、元はといえば、学生や転職を目指している社会人が少しでも良い会社に就職するために行うという意味で使われている「就職活動」を略して「就活」と呼ぶことが発端です。
この「就活」をもじり、より良い結婚をすることを目指して活動することを意味して「婚活」と呼ぶようになりました。
中央大学教授の山田昌弘氏と、少子化ジャーナリストの白河桃子による共著「婚活時代」が発表されたことで一躍流行語となり、今日ではこの言葉を知らない人はほとんどいないと言っても良いでしょう。
男性も女性も、結婚したいと思うなら、ただ待っているだけでは良い相手とめぐり合うことはできないので、自分を相手に積極的に売り込むことが必要だ、という考え方から自分から結婚相手を探す婚活が広まっていきました。
ライフスタイルが多様化した現在では、ただ「恋愛」をするだけではなく、自分磨きをして「結婚」するための努力が必要だ、ということを山田氏は説いています。